私の場合、会いたい人というより知り合いになりたかった人という感じですが。
会いたい人
出会った経緯
7年くらい前の真夏の猛暑日のことでした。
当時、杉並区の荻窪駅の近くに住んでいて、暑い日でしたがブラブラ散歩していたところ駅前で困ってる外国人のグループに声をかけられました。
英語ができるわけではないのですが、歩いてるとよく外国人に話しかけられたり道を聞かれたりすることが多いタイプだったので声をかけられることは珍しくありません。
(友人曰く「雰囲気が柔らかいし、のんびり歩いてるから声を掛けやすいんじゃない?」とのこと(笑))
ただ荻窪駅周辺はまさしく住宅街という雰囲気で観光客がくるような街ではあまりなかったり・・・。
珍しいな・・・、と思いながら、おぼつかない英語でお困りですか?どこかに行きたいんですか?と聞いてみると、拙い日本語で「輪るピングドラムの聖地に行きたい」と言われました。
聖地巡礼
昔からアニメ大好きだった私は大歓喜しました。
イタリア(と言ってたと思う・・・)から来た日本のアニメ大好きな友達同士で観光に来たそうです。
わざわざ遠い海を渡ってアニメの聖地巡礼に来てくれたんだと思うと、私自身はただのいちオタクですが日本人として日本のサブカルチャーが愛されることに誇りを感じて、すごく嬉しくかったのを覚えています。
「ヒマだったら一緒にきてよ!」とかなり気さくな方々だったこともあり、勿論ピンドラも舞台が地元だったこともあり知っている限りの聖地の案内をしました。
助かったのは日本のアニメが好きで日本語練習中だということ、グループのうちひとりは将来日本に住みたいとだいぶ流暢な日本語で話してくれたことです。
案内が終わったあと、「このあと池袋にいくけど一緒にどう?」なんて声をかけていただいたけど、夕飯の時間も近づいていたので荻窪駅で「丸ノ内線に乗った方がピンドラの雰囲気味わえますよ」と教えて、バイバイしました。
連絡先を聞けばよかった・・・
「楽しかった!」「ありがとう」「日本最高っ」と口々に私の肩を叩いて丸の内線のホームに消えていったので、楽しんでもらえてよかったという思いと、同時に迷惑でなければ連絡先を交換したりしたかったな・・・なんて欲がでてきてしまって。
いまさらだけど素敵な人たちだったし、もう二度と会えないのかなって思うと少し残念で。
海外の人とアニメの話題で盛り上がったのがあまりにも楽しくて、勇気をだしてメル友でもペンフレンドでもなりたかったな、勇気を出せればよかったな、なんて。
私にとってまたどこかで会いたいのは彼らですね。
まあそこまでの後悔でもなく、どこかで元気に日本のアニメを楽しんでくれてたらな、と思います。
追記:
この記事を書いてたらまたピンドラのアニメが観たくなりました(笑)