みらさんち。

はじめての育児と日々の暮らしを綴る。→ちょっとオタクな主婦のマタニティライフ・出産・育児の経験など

理解してない人がマタニティと表記することで生まれる誤解【失敗談】

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マタニティという表記

「マタニティ」という言葉が完全にはまだ理解されていないんだな、と妊娠してから実感した話です。
「マタニティ」という表記につられて何度か失敗してしまいました。
こういった失敗談がどなたかの今後の役に立ったらよいかなと思いメモを残します。

実際に体験した失敗談

メルカリでのお取引①

マタニティウェア・授乳服の専門店などで定価で服を購入すると、どうしてもお値段が高くなりやすいので、着る期間も短いし中古でいいかな…と思いメルカリに登録。

最初はマタニティウェアの有名なブランド名を入力して検索をし、授乳も可能なマタニティワンピースを2点、抱っこダッカー付きのアウターを1点購入しました。
届いたマタニティワンピースは間違いなく「マタニティ」の商品で、妊婦の現在も将来授乳開始してからも着ることができる私の求めていたものでした。

その3点のお取引が上手くいったので、取引完了したあと今度は「マタニティ」と検索の際に入力し、出品されてるものを値段や形など手持ちのものと照らしあわせながら何点か検討しました。

そこで、聞いたことがないブランドでしたが「マタニティパンツ」といった名前で出品されているのものを見つけ購入しました。
届いてみると、サイズの欄には6Lと記載されたただの6Lのパンツでした。
ネットでブランド名を調べてみると、マタニティ商品を扱っていないお店でした。
ノークレームノーリターンと記載している出品者だったので、「マタニティの商品ではなかった」と連絡しましたが、相手からは特に返事もなく評価を返され泣き寝入りです。
出品者の方はからだの大きい方全般をさしてマタニティと表記したのか詳細はわかりませんが、購入したパンツは腰やお腹でとまることもなくストンと落ちてしまうので履くことはできませんでした。

メルカリでのお取引②

上記の商品と同時期に購入したもので、こちらも「マタニティ」と記載があったので購入しましたが、ウエストに強く圧のかかる黒いゴムが入っていた為こちらも妊婦にはよくないものでした。

ブランド名を検索してみると10代~20代前半の女性を対象にした服屋さんで、マタニティ商品の取り扱いはなく表記サイズはMサイズでした。

なぜ出品者がマタニティと記載したかこちらは全く想像できませんでした。

夫に愚痴として話をした際に、妊婦用のウェアやパンツによくあるお腹のあたりがゆったりするようリブの入ったものと黒いゴムを勘違いしたのではないか…。

そういえば出品者のメルカリアイコンがずいぶん若い印象だったのを思い出します…。

マタニティを知らない学生さんだったのかな…。

こちらもノークレムノーリターンのため泣き寝入りしました。

マタニティプラン

2月の出産予定ですが、赤ちゃんが生まれると夫婦2人きりでの旅行はしばらくは機会がなくなってしまいます。

せっかくだから安定期のうちに2人で国内旅行をしておこう、と夫と話し最後の旅行のプランを考えはじめました。

安定期とはいえ遠出は怖いので関東圏で宿泊先を探すことにしました。

観光よりは旅館やホテルでゆっくり過ごすことが目的だった為、温泉付きの宿か近くに温泉施設のある宿をネットで宿泊予約できるサイトで探しました。

その際に「マタニティプラン」という文字を見かけて、どういうことだろうと別窓で検索しました。

マタニティプランというのは、妊娠している女性が安心して過ごせるよう配慮されたプランと説明がありました。

「それは魅力的でいいな~」と思い、宿泊予約サイトでもマタニティプランのある宿に絞って検索し予約を取りました。

宿泊日当日、電車から公共のバスを利用し予約した宿へ到着すると、部屋には緑茶の茶葉が入った茶筒と急須、ポット、それから小分けのインスタントコーヒー(カフェイン有)が2袋置いてありました。

念のため、受付でマタニティプランの予約で合っているか確認したところ合っているとのことでした。

妊娠中はカフェイン摂取量に制限があるので、完全にカフェインを絶っているわけではないけどこの時点で違和感を感じました。

私のイメージするマタニティプランでは、ノンカフェインの飲み物が用意されているイメージでした。

結局、宿泊する宿から徒歩10分くらいのスーパーに行き麦茶を購入しました。

また、違和感を感じたのが室内で運んでいただいた夕食を食べているとき、利き酒をすすめられたからです。

妊娠中のアルコール摂取も好ましくありません。

「妊娠してるので結構です」とハッキリお断りしたにも関わらず、この地域の有名な地酒だとか、日本酒苦手な方でも飲みやすいだとか再度飲んでみるよう誘われ、そういう理由で断ってるんじゃないのにな・・・と、残念に感じました。

食事内容も予約時には「その日の新鮮な食材を使ったコース料理」だったので内容は確認できていませんでしたが、妊婦に配慮した内容ではありませんでした。

ネットで読んだどなたかのブログでは、妊婦用の横抱き枕が置いてあった、だとか、ゆったりしたパジャマを用意してくれただとか、そういった内容が書かれていましたが、そういったことも特になく・・・。

なにを指してマタニティプランなのか、全くわかりませんでした。

翌朝、食事と一緒に運ばれてきたのはモーニングコーヒーでした。

「お砂糖おいくつですか?」と聞かましたが、そういうことではなく・・・、と悲しくなりながら購入した麦茶を飲みました。

『宿でゆっくり過ごす』ことが目的だった為、近くに観光するような場所もなくそのまま帰路につきました。

旦那さんにも私のテンションが下がってみえたようで心配をさせてしまいました。

マタニティプランと記載がなければ、普通の宿として楽しむことができたかもしれませんが・・・。

私が勝手に過度な期待をしてしまっていたのでしょうか・・・。

せっかくの夫婦2人きり最後の旅行でしたが、完全には楽しむことができませんでした。

最後の旅行、と事前に話していたしお金をそれなりにかかっているのでやり直しはできません。

これが最後の旅行か・・・・、とかなり落ち込みました。

認識の違い

「マタニティ」という言葉は私も妊婦になってからよく耳にするようになり、自分自身でも使うようになりました。

直訳すると「妊婦の」「出産の」という意味ですが、日本で使う場合は「妊娠中の方向けの~」といった意味あいやイメージを持っていると認識しています。

しかし、ただ「からだが大きい人」と認識して誤って言葉を使っている方がいたり、もしくは全くイメージせずになんとなくで「マタニティ」という言葉を使っている方も実際いるのではないかと、今回感じました。

自分の考える「マタニティ」と相手の考える「マタニティ」は違うかもしれない。

そういった認識違いの可能性も視野にいれながら、商品の購入を考えればよかったな、宿泊の予約をすればよかったな、と後悔してます。

「そういう失敗もあるんだ・・・自分は失敗しないようにしよう」って、この記事を読んだ誰かが活かしてくれたらいいなと思い書き残します。

 

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