出産予定日を超過し、ついに42週目突入！
誘発分娩入院の体験談です。
覚書ですが自分自身でいつか改めて振り返ることができるように1日の流れを残します。
3月14日(妊娠42週0日)
誘発分娩のための入院スタートから5日目。
点滴ばかりでスマホをいじる余裕もなく、だんだんと日付や曜日の感覚がなくなってきました。
この日はモニタリングベルトほぼ付けっ放しな為、記録省きます。
体調不良
朝から頭痛とぼーっとするような感覚がありました。
4時に抗生物質の点滴からスタートです。
5時には採血(感染症の有無の確認のため？)、検温、血圧、7時には内診、検温、血圧と続きます。
7時半に朝ごはん・・・体調不良で食欲がわかず入院生活ではじめて残してしまいました。
9時からこの日の陣痛促進剤スタート。
しっかりとした痛みを感じますがモニタリングではあまり張ってないカウントに。
これは陣痛じゃないのかなぁ、なんて思いながら点滴を続けると張りが頻発になってきました。
あまりに子宮の収縮が強まってしまうと、胎盤の血の流れが悪くなり胎児の体調に悪影響を及ぼしたり、子宮が破裂してしまったりするリスクがあるそうです。
私の場合強めの痛みを伴う張りはあるものの、子宮口の開き具合が分娩にはまだまだといった感じなので、落とす量を管理してもらいながらの様子見です。
10時に再度血圧を測定。
ホワイトデー
11時頃旦那さんが来てくれます。
「今日はホワイトデーだから」と言ってケーキを持参してくれました。
朝から並んでオードリーでケーキを購入してくれたらしいです。
中にはたっぷりの生クリームと真ん中に苺が入っていてひさびさの洋菓子の甘さに癒されました。
12時には抗生物質の点滴を落とし始め、点滴を落としながらの昼食です。
ケーキは甘くて食べやすかったけど、相変わらず食欲はないまま。
また残してしまいます。
先端恐怖症になったかも？
12時半頃腕にしびれるような痛みを感じます。
どうやら点滴が血管外に漏れてしまったようです。
右腕の点滴の穴周辺が腫れて内出血のように腕の色が変わっていることに気付き、すぐに抜いてもらうことになりました。
13時、残念ながらまた点滴の穴を刺しなおすことになりました。
左腕がもうぼろぼろで刺せる場所がなく右腕に2か所と、右ひじ付近を試しますがなかなか刺さらず、右手の甲に刺すことになりました。
右手の甲は成功。
失敗含め16か所目でした。
もうすでに針が怖くて仕方ないです・・・。
採血と違って、皮膚に針を刺した後に血管を探してグリグリ針を動かすのが怖いし、だんだん針をみると恐怖心で吐き気までするようになってしまって。
わたしがおびえるからまた看護師さんも刺しずらいんだろうな、と頭ではわかっているのですが怖いものは怖い・・・。
すっかり先端恐怖症になってしまいました。
再開した抗生物質の点滴は14時に終了しました。
16時半頃内診した結果、やはり子宮口の開きは進展なく、この日の陣痛促進剤の点滴も終了です。
終了した後も痛みを伴う張りが続きますが15分や20分に一回で安定はしませんでした。
17時にモニタリングもいったん終了。
18時半には夜ご飯ですが相変わらず食欲まったくなし。
右手の甲に点滴の管が刺さっているため、箸をにぎると痛くて余計食べたくない感じ。
「分娩のとき体力必要なんだからしっかり食べときなよ」って旦那さんに叱られながら、手伝ってもらいながら半分くらい食べたところで力尽きます。
普段食欲魔人で食事を残すタイプじゃないので本当に体調悪いのかも・・・。
19時旦那さんは帰宅。
残念ながら右手の甲に点滴の管が刺さっていて、毎日楽しみにしているシャワー浴もとてもじゃないけど入れる気がせず、この日はパスしました。
20時からまたモニタリングを再開、抗生物質と21時からはラクテックの点滴を落としました。
0時にモニタリングと点滴が外れます。
不安
「また今日も生まれなかったな」「毎日来てくれる旦那さんに悪いな」「本当に生まれてくれるのかな」なんて不安に襲われ、また少し泣いてしまいました。
(母心身ともに弱ってきてるよ、はやく生まれてきてね。おやすみ。)
お腹のなかの赤ちゃんに話しかけながら、寝不足で眠いはずなのに頭も痛いし、不安も感じまた寝付けません。
陣痛がきて分娩室に移動して陣痛室から卒業していく妊婦さんたちを毎日見送って、この日でそろそろ見送った方が10人くらいになったかな。
どんどん焦りを感じてしまってひとりになるとすごくつらく感じて・・・。
何度も何度も祈ります。
(明日こそ会えますように。)
